何回、見積書を出し直したことでしょう。極力お金をかけたくないオーナーさんから、アパートの壁紙の塗り替えを依頼されました。かなり根負けしてしまった感はありますが、何とか落ち着き、施工に至りました。
不動産投資をされているオーナーさんにとって、原状回復工事は安く抑えたいもの。でも、入居率を高めるために、アクセントクロスを張っておしゃれにしている物件もよく見かけます。アクセントクロスにはお金をかけて、後は安く済ませるために壁紙を「塗る」(クロスメイク)という手法もよく使われます。
賃貸経営をされている方は、原状回復工事費用を少しでも安くしたいと仰います。でも、入居率は高めたいので、アクセントクロスを張っておしゃれにしている物件をよく見かけます。そんなときの合わせ技が、アクセントクロス以外の壁紙を「塗る」(クロスメイク)という手法です。壁紙・クロスの「張り替え」と「塗り替え」の合わせ技です。量産の壁紙で、丸ごと張り替えるよりもお得で、アクセントクロスがあるのでおしゃれになります。白は汚れが目立つけど、アクセントクロスの部分はそれほど汚れていないので、白い部分だけ塗り替えて済ませる場合もあります。
今回の依頼は、部屋単位で数部屋だけ不動産投資をしている大家さん(サラリーマン大家さん)でした。「クロスメイク」というのを聞いたことがあって、一度試してみたいと思っていたそうです。
大阪府大阪市(2016年6月)