古民家を安く購入して、少しリフォームし、安い家賃で賃貸に出すという大家さんには、これまでたくさん出会ってきました。リフォーム費用を抑えるため、壁紙は「張り替え」ではなく「塗り替え」を選ばれる方が多いです。でも、今回は少し事情が違いました。今回の現場である長屋は、子どもの頃生まれ育った場所なのだそうです。
10月の末に、管理会社に賃貸アパートの壁紙の「塗り替え」の見積もりを出しました。数週間たっても、何の連絡もなかったので、てっきり他の業者に頼まれたものと思っていました。12月の半ばを過ぎて、施工依頼のメールが届いた時には、驚きました。