長屋の賃貸
古民家を安く購入して、少しリフォームし、安い家賃で賃貸に出すという大家さんには、これまでたくさん出会ってきました。リフォーム費用を抑えるため、壁紙は「張り替え」ではなく「塗り替え」を選ばれる方が多いです。でも、今回は少し事情が違いました。今回の現場である長屋は、子どもの頃生まれ育った場所なのだそうです。

生まれ育った家

テラスハウス(長屋)の原状回復工事として、壁紙の「塗り替え」の見積もり依頼がありました。前の入居者の退去の日の午後、現地で待ち合わせることになりました。依頼者である男性の方は車いす生活で、奥様がサポートされていました。
このテラスハウス(長屋)は、ご主人が生まれ育った家で、親御さんが所有しておられます。別の場所に住まいを購入して引っ越し、テラスハウス(長屋)は賃貸してこられたそうです。ご両親が高齢になり、管理を息子さんに任されるようになったという話でした。隣の家には、伯母さんが住んでおられるそうです。
家賃も安く、原状回復工事費用に頭を悩ませておられたところ、弊社の「壁紙の塗り替え」のホームページを見られました。他にも、修繕が必要な箇所があり、見積もりから施工まで、1カ月以上空きました。
施工当日は、奥様が朝に鍵を開けてくださり、夕方に確認に来られました。仕上がりに満足いただき、「退去が出たらまたお願いしたい。」と言われました。嬉しいお言葉です。(^^)
すみません。施工前写真は撮り忘れました。

 

大阪府大阪市(2023年3月)