他業者の廃業に伴い
新規のお客様から、見積もり依頼の電話が入りました。不動産経営歴の長い大家さんです。以前、壁紙の「塗り替え(塗装)」を依頼していた業者が廃業し、新たな業者を探しているとのことです。原状回復工事費用を抑えるため、壁紙のリフォームは、「塗り替え(塗装)」で済ませられるところは塗り替え、破れてしまっている所だけを「張り替える」という対応をしているそうです。

賃貸経営歴の長い大家さん

新規のお客様から、見積もり依頼の電話が入りました。年配の大家さんで、業者の扱いにも慣れておられる印象でした。毎週土曜日の午前中に、現地に行くので、その時に見積もりに来てほしいと言われました。
約束の日に現地に行くと、ご夫婦で共用部の清掃をしておられました。原状回復工事費用を抑えるため、壁紙は、「塗り替え(塗装)」で済むところは「塗り替え(塗装)」で済ませ、破れてしまっている所だけ壁紙を「張り替える」という対応をしているそうです。これまで頼んでいた業者が廃業し、新しい業者を探しているという話でした。
他にもたくさん物件を持っておられるようですが、ほとんどは管理会社に管理を任せており、今回の物件は自宅から近いこともあり、自主管理を行っているそうです。施工面積が広いとスケールメリットで値引きができる旨を説明し、空室2室の施工をご依頼いただきました。品質にも満足いただき、1か月後に退去予定があるのでまた見積もりをお願いしたいと言われました。
この仕事を長く続けていると、大家さんのタイプ、賃貸経営スタイルにもいろいろあることが分かってきました。適切な提案が行えるよう、もっともっと提案スキルを磨いていきたいと思います。

 

大阪府大阪市(2022年6月)

 

<施工前>

 

<施工後>