壁紙のリフォームは “張り替え” と “塗り替え” のどちらがいい?
従来であれば古くなった壁紙・クロスをキレイにする方法として、“張り替え” が主流でしたが、最近では “塗り替える” という選択肢が増え、徐々に全国的に広がっています。なぜ、壁紙・クロスの “塗り替え” が全国で広がっているのでしょうか?十分ご理解いただいたうえで選んでいただきたいので、“塗り替え”のメリットとデメリットをご説明いたします。
<塗り替えのメリット>
1. 「キレイ」
既存の壁紙・クロスが見事に再生
2. 「早い」
壁紙・クロスを張り替えるよりも簡単
3. 「安い」
壁紙・クロスを張り替えるより断然お得
4. 「安心」
地球にも人体にも優しい工法
5. 「豊富」
カラーバリエーション
<塗り替えのデメリット>
1.「劣化」
壁紙・クロス自体が古くなると仕上がりが悪くなる
2.「キズ」
程度によっては補修できないものもある
以下で、詳しくご説明します。
メリット‐1. 「キレイ」 既存の壁紙・クロスが見事に再生
写真は、築25年の注文住宅のダイニングキッチンを塗り替えた時のものです。(左が施工前、右が施工後。)あまりにもキレイになったので、家具を置くのがもったいないと仰っていました。
「クロスを塗り替える」と聞くと、従来のクロス塗装を連想される方もおられます。壁紙・クロスを「ペンキで塗る」という方法は昔からありましたが、「クロス塗装」をすると、壁紙を厚く塗りつぶすのでのっぺらぼうな仕上がりで、ペンキで塗ったという感じになります。しかも、ペンキが壁紙・クロスを貫通して裏の下地までも痛めてしまうことが多く、将来、壁紙・クロスを張り替えようとしても、壁紙・クロスが下地にくっついてしまい剥がれにくくなります。壁紙・クロスのジョイント(つなぎ目)部分がめくれてそり固まってしまうこともあります。
弊社の「壁紙・クロス塗り替え」では、そういった「クロス塗装」のデメリットがすべて解消されます。専用の塗料を専用の刷毛(コテバケ)で広く薄く延ばすため塗膜が非常に薄く、内装業者の方が見ても壁紙・クロスを張り替えたと間違うくらい自然な仕上がりになります。塗料は壁紙・クロスの表面にしかつかないため、下地を傷つけることはありません。最近は、ホームセンターでも壁紙用の塗料を販売していますが、それも弊社の「塗り替え」よりは塗膜が厚く、狭い場所では圧迫感を感じることもあるようです。
メリット‐2. 「早い」 壁紙・クロスを張り替えるよりも簡単
まずは、「壁紙・クロスを張り替える」場合の作業工程を見てみます。
@既存の壁紙・クロスを剥がす
A下地処理(パテ処理)を行う
B壁紙・クロスに糊をつける
C壁紙・クロスを張る
D剥がした壁紙・クロスを処分する
次に、「壁紙・クロスを塗り替える」場合の作業工程を見てみます。
@養生
A補修・クロスクリーニング → 必要に応じて
B塗料を壁紙・クロスに塗布する
比べていただくとわかるように、「塗り替え」の方が明らかに作業工程が少ないのです。
これが、「早く」仕上がる理由です。6帖間の場合、半日程度で終わります。施工に必要な道具も少ないため、公共交通機関(電車・バス)での移動も可能です。
メリット‐3. 「安い」 壁紙・クロスを張り替えるより断然お得
建築業界の価格は、「材料費」+「人件費」で決まります。前述のとおり、壁紙・クロスを「塗り替える」場合は「張り替える」場合と比べて作業工程が少ないので、「人件費」が安く済むことはお分かりいただけると思います。「材料費」に関しても、「張り替える」場合は「下処理材(パテ等)」+「糊」+「壁紙・クロス」(+「廃材処分費」)がかかりますが、「塗り替える」場合は「塗料」だけですので、当然「塗り替える」方が安く済みます。
材料費と人件費がともに安く済むので、「@600円/u〜」という価格が可能となります。中には、破格の値段で安く壁紙・クロスを張り替える業者もありますが、その場合は材料が悪く、作業も雑になることが多いのでご注意ください。
<塗り替え(白色)目安価格>
6帖間(壁・天井)・・・2万円(税抜き)
※ 空室・フローリング・一度塗りの場合の目安。作業時間は6帖間で半日程度。
<アクセントカラーの価格>
1色 ・・・ 1万円(税抜き) 〜
※上記はあくまでも目安ですので、実際の価格については御見積書でご確認ください。
メリット‐4. 「安心」 地球にも人体にも優しい工法
「室内を塗装する」と聞いて、人体によくないのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、それは、「塗料」と聞くと「油性塗料」をイメージされる方が多いからです。塗料には大きく分けて「水性塗料(水系)」と「油性塗料(溶剤系)」の2種類があります。「油性塗料(溶剤系)」は、塗料の主成分がシンナー等の有機溶剤であるため、臭いがきつく内装には使用できません。「水性塗料(水系)」は、塗料の主成分が水であるため、臭いがほとんどなく内装に使用できます。
弊社の「塗り替え」で使用する塗料は「水性塗料(水系)」で、しかも人体に悪影響を及ぼすとされているVOC(揮発性有機化合物)を含んでいません。施工中は若干臭いがしますが(窓を開けずに作業できる程度)、乾燥すればその臭いもなくなります。大きな音がすることもありません。そのため、「塗り替え」は365日営業している病院やホテルでも導入されています。小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも安心してご依頼いただけます。また、壁紙・クロスを剥がさないために廃棄物がほとんど出ないので、「塗り替え」は、地球環境にも人体にも優しい工法なのです。
メリット‐5. 「豊富」 カラーバリエーション
豊富な色見本(カラーパンフレット)の中から、お好みの色を選んでいただくことができます。壁の1面だけカラーにするという「アクセントカラー」が人気です。以前はパステル系の色のみでしたが、最近、「ダークブラウン」「ネイビーブルー」「ブラック」などの濃厚色も可能になりました。色見本(カラーパンフレット)にないカラーもご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
<お問合せ先> ご相談・御見積は無料で承ります。
株式会社紫音 関西営業所 (クロスメイク大阪)
大阪府豊中市曽根南町1−13−20
TEL:06-7897-0285 / mail:info@xmake-osaka.com
受付時間:9:00〜18:00 / 定休日:日曜日
※女性スタッフが親身になって対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
デメリット−1.「劣化」 壁紙・クロス自体が古くなると仕上がりが悪くなる
「壁紙・クロス塗り替え」は、壁紙・クロスの自体の劣化を回復させるものではありません。壁紙・クロスは年数が経てば、いずれは劣化してくるので張り替える必要があります。経年劣化により接着力が弱くなり、壁紙・クロスがめくれてくることがあります。「塗り替える」際に、めくれている部分を接着剤で修復しますが、順次めくれてくる可能性があります。
デメリット−2.「キズ」 程度によっては補修できないものもある
「塗り替える」際に簡単に補修できる傷については、補修したうえで施工を行いますが、傷の種類や壁紙の種類・状態によっては、補修できないこともあります。補修できない代表的なものとしては、クラック〈ひび割れ〉や擦り傷があります。補修に関しては、御見積の際にお尋ねください。
現場を確認したうえでご説明します
以上が、壁紙・クロス “塗り替え” の説明になります。ご不明な点はお電話で、もしくは御見積の際にお尋ねください。親切丁寧な説明を心がけています。十分ご納得いただいた上で、最適な方法をお選びください。
お選びいただくのはお客様ご自身です。私たちはそのお手伝いをさせていただきます。
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