「壁紙・クロスは張り替える」ではなく「壁紙・クロスは塗り替える」時代に
従来であれば古くなった壁紙・クロスをキレイにする方法として、壁紙・クロスの「張り替え」が主流でしたが、最近では、壁紙・クロスを「塗り替える」という選択肢が増え、徐々に全国的に広がっています。
なぜ、壁紙・クロスの “塗り替え” が全国で広がっているのでしょうか?十分ご理解いただいたうえで選んでいただきたいので、“塗り替え”(クロスメイク) のメリットとデメリットをご説明いたします。
<塗り替えのメリット>
1.「キレイ」 既存の壁紙・クロスが見事に再生
2.「早い」 壁紙・クロスを張り替えるよりも簡単
3.「安い」 壁紙・クロスを張り替えるより断然お得
4.「安心」 地球にも人体にも優しい工法
5.「豊富」 カラーバリエーション
<塗り替えのデメリット>
1.「劣化」 壁紙・クロス自体が古くなると仕上がりが悪くなる
2.「キズ」 程度によっては補修できないものもある
以下で、詳しくご説明します。
メリット‐1. 「キレイ」 既存の壁紙・クロスが見事に再生
「クロスを塗り替える」と聞くと、従来のクロス塗装を連想される方もおられます。壁紙・クロスを「ペンキで塗る」という方法は昔からありましたが、「クロス塗装」をすると、壁紙を厚く塗りつぶすのでのっぺらぼうな仕上がりで、ペンキで塗ったという感じになります。しかも、ペンキが壁紙・クロスを貫通して裏の下地までも痛めてしまうことが多く、将来、壁紙・クロスを張り替えようとしても、壁紙・クロスが下地にくっついてしまい剥がれにくくなります。壁紙・クロスのジョイント(つなぎ目)部分がめくれてそり固まってしまうこともあります。
弊社の「壁紙・クロス塗り替え」では、そういった「クロス塗装」のデメリットがすべて解消されます。専用の塗料を専用の刷毛で広く薄く延ばすため塗膜が非常に薄く、内装業者の方が見ても壁紙・クロスを張り替えたと間違うくらい自然な仕上がりになります。塗料は壁紙・クロスの表面にしかつかないため、下地を傷つけることはありません。最近は、ホームセンターでも壁紙用の塗料を販売していますが、それも弊社の「塗り替え」よりは塗膜が厚く、狭い場所では圧迫感を感じることもあるようです。壁紙・クロス張り替える場合は、剥がす際に下地を傷つけたり、糊が下地に残ったりするので、頻繁に張り替えると、だんだん壁紙・クロスがキレイに張れなくなってきます。その点、「塗り替え」は、既存の壁紙・クロスの上に塗るので下地を傷つけることはありません。入退去の度に原状回復が必要となる賃貸住宅の場合には、「塗り替え」で対応できる間は「塗り替え」で対応し、「塗り替え」で対応できないほど壁紙・クロスが劣化した場合にだけ張り替えるのが、お部屋をいつまでもキレイに維持するための賢い選択と言えます。
メリット‐2. 「早い」 壁紙・クロスを張り替えるよりも簡単
まずは、「壁紙・クロスを張り替える」場合の作業工程を見てみます。
@既存の壁紙・クロスを剥がす
A下地処理(パテ処理)を行う
B壁紙・クロスに糊をつける
C壁紙・クロスを張る
D剥がした壁紙・クロスを処分する
次に、「壁紙・クロスを塗り替える」場合の作業工程を見てみます。
@補修・養生・クロスクリーニング→不要な場合も多い。
A塗料を壁紙・クロスに塗布する
比べていただくとわかるように、「塗り替え」の方が明らかに作業工程が少ないのです。
これが、「早く」仕上がる理由です。6帖間の場合、半日程度で終わります。施工に必要な道具も少ないため、公共交通機関(電車・バス)での移動も可能です。
メリット‐3. 「安い」 壁紙・クロスを張り替えるより断然お得
建築業界の価格は、「材料費」+「人件費」で決まります。
前述のとおり、壁紙・クロスを「塗り替える」場合は「張り替える」場合と比べて作業工程が少ないので、「人件費」が安く済むことはお分かりいただけると思います。
「材料費」に関しても、「張り替える」場合は「下処理材(パテ等)」+「糊」+「壁紙・クロス」(+「廃材処分費」)がかかりますが、「塗り替える」場合は「塗料」だけですので、当然「塗り替える」方が安く済みます。
材料費と人件費がともに安く済むので、「@600円/u〜」という価格が可能となります。中には、破格の値段で安く壁紙・クロスを張り替える業者もありますが、その場合は材料が悪く、作業も雑になることが多いのでご注意ください。
壁紙・クロス張り替えよりも断然お得!
<塗り替え(白色)目安価格>
6帖間(壁面のみ) ・・・ ¥13,500 (税抜き)
※ 空室・フローリングの場合の目安。作業時間は6帖間で半日程度。詳細については、御見積書でご確認ください。
メリット‐4. 「安心」 地球にも人体にも優しい工法
「室内を塗装する」と聞いて、人体によくないのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、それは、「塗料」と聞くと「油性塗料」をイメージされる方が多いからです。塗料には大きく分けて「水性塗料(水系)」と「油性塗料(溶剤系)」の2種類があります。「油性塗料(溶剤系)」は、塗料の主成分がシンナー等の有機溶剤であるため、臭いがきつく内装には使用できません。「水性塗料(水系)」は、塗料の主成分が水であるため、臭いがほとんどなく内装に使用できます。
弊社の「塗り替え」で使用する塗料は「水性塗料(水系)」で、しかも人体に悪影響を及ぼすとされているVOC(揮発性有機化合物)を一切含んでいません。施工中は若干臭いがしますが(窓を開けずに作業できる程度)、乾燥すればその臭いもなくなります。大きな音がすることもありません。そのため、「塗り替え」は365日営業している病院やホテルでも導入されています。また、壁紙・クロスを剥がさないために廃棄物がほとんど出ないので、「塗り替え」は、地球環境にも人体にも優しい工法なのです。
メリット‐5. 「豊富」 カラーバリエーション
「塗り替え」で使用するのは水性塗料なので、簡単に調色することができ、豊富な色見本の中から、お好みの色を選んでいただくことができます。壁の1〜2面だけカラーにするというのが一番人気です。マンション・アパート経営者の方の中には、カラーを取り入れることによって付加価値を高め、家賃収入をアップさせている方もいらっしゃいます。
<アクセントカラーの価格>
壁一面(10uまで) ・・・ ¥9,800(税抜き)
アクセントカラーはパルテル系の色が中心ですが、濃厚な色が欲しいと言う方のために、柱や梁の部分でお使いいただける濃厚な色も7色ご用意しております。ただし、濃厚な色の場合は塗膜が厚くなるので、広い面積を塗るのにはあまり適しません。
<濃厚な色の価格>
一色(10uまで) … ¥15,000(税抜き)
デメリット−1.「劣化」 壁紙・クロス自体が古くなると仕上がりが悪くなる
「壁紙・クロス塗り替え」は、壁紙・クロスの自体の劣化を回復させるものではありません。壁紙・クロスは年数が経てば、いずれは劣化してくるので張り替える必要があります。経年劣化により接着力が弱くなり、壁紙・クロスがめくれてくることがあります。「塗り替える」際に、めくれている部分を接着剤で修復しますが、順次めくれてくる可能性があります。
デメリット−2.「キズ」 程度によっては補修できないものもある
「塗り替える」際に簡単に補修できる傷については、別途料金で補修したうえで施工を行いますが、傷の種類や壁紙の種類・状態によっては、補修できないこともあります。補修できない代表的なものとしては、クラック〈ひび割れ〉や擦り傷があります。補修に関しては、御見積の際にお尋ねください。張替えが必要な場合には、提携している内装業者をご紹介することもできます。
現場を確認したうえでご説明します
以上が、壁紙・クロス “塗り替え” の説明になります。ご不明な点はお電話で、もしくは御見積の際にお尋ねください。親切丁寧な説明を心がけています。十分ご納得いただいた上で、最適な方法をお選びください。
お選びいただくのはお客様ご自身です。私たちはそのお手伝いをさせていただきます。
株式会社紫音 関西営業所 (クロスメイク大阪)
TEL:06-7897-0285 / mail:info@xmake-osaka.com
受付時間:9:00〜18:00 / 定休日:日曜日